香蘭女子短期大学

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保育学科

「子どもが大好き!」が情熱の源。香蘭で学ぶ未来の保育者たち【Vol.1】

部活に実習…いろんなことに熱中した高校時代

―どんな高校時代を過ごしましたか?
田口さん(左) 小さい時から野球が大好きで、高校では野球部のマネージャーをしていたので、3年間ほとんど毎日部活漬けでした。部員は30人くらいいて、マネージャーは私1人。一番大変だったのは合宿で、朝練から付き合って、練習試合が終わった後に30人分の泥だらけのユニホームや靴下を洗濯していました。

田中さん(右) 私は高校から保育学科でした。小学生の頃から周りの小さい子とよく遊んでいて、中学生の時の職場体験で保育園に行って「やっぱり子どもが好きだな」と感じ、姉が保育の短期大学に通っていたので相談したら、「そんなに頑張るんやったら、高校から保育について学んでみたら」とアドバイスされたんです。高校では保育の実習にも行きましたし、いろんな部活のお手伝いをすることにも力を入れていて、子ども向けの演劇をする部活では照明やメイクのお手伝いをして、とても楽しかったです。

優しい先生、明るい雰囲気、卒業生もおすすめの香蘭に決めた!

―香蘭を選んだ理由や決め手は何ですか?
田口さん 福岡が大好きで、絶対福岡に行こうと中学くらいの頃から決めていたんです。オープンキャンパスでいくつかの学校に行ってみて、香蘭は先生方も優しくて、雰囲気が明るくて、「ここだな!」と思いました。

溝田先生 私が対応したのかな(笑)

田中さん 私の場合は、姉も香蘭の卒業生なので。

溝田先生 え?お姉さんも香蘭卒なの?

田中さん そうなんです!姉は今、幼稚園の先生として働いています。進路選択のときも姉に相談していろいろ話も聞いて、「香蘭で学んだことが多いし、実習も多いから、実践を積みたいなら香蘭がおすすめだよ。」と言われました。一応オープンキャンパスにも参加してみて、実際に雰囲気を見て「いいな」と思ったので香蘭にしました。

将来は保育士?幼稚園教諭?どちらの道にも進めるカリキュラム

―保育士と幼稚園教諭のどちらになりたいと考えていますか?
田中さん 私は保育士です。幼稚園教諭は1年目から担任を持つことが多くて、右も左もわからないまま担任を持ちながら子どもたちの成長に責任を持つのはとても大変なことだと思うんです。保育士の場合は先輩の先生方も一緒にクラスを持って、最初は副担任や補助のような形なので、そのほうが1つ1つ学ぶことが多いかなと思って保育士を目指しています。

田口さん 私はまだ迷っています。香蘭に入学してから、実習はまだ幼稚園しか行っていなくて経験が少ないので…。でも、高校のときには保育実習に行ったし、保育士は保育する時間が長いから子どもたちと長く関われると思うので、どちらかというと保育士がいいかなと思っています。

溝田先生 香蘭の保育学科で学べば、保育士資格も幼稚園教諭の免許も両方取れるので、保育士になるか幼稚園教諭になるかを決めるのは就職活動のときです。どちらの道に進む場合でも、学ぶカリキュラムは全く同じです。
 割合でいうと、年によって違いはありますが、7:3くらいで保育士になる人が多いようです。なぜかというと、保育所からの求人が圧倒的に多いんです。さきほどの田中さんの話ともつながりますが、幼稚園の先生は基本的に1クラスに1人ですが、保育所は0、1、2歳児のいわゆる未満児クラスの場合、1人の先生が見られる子どもの人数がすごく少ないんです。0歳児だと3人しか見られないので、多くの先生が必要とされているんですね。

保育学科 2年生 田口さん
宮崎県出身。小林秀峰高校卒。高校時代は野球部のマネージャーを務め、プロ野球ソフトバンクのファン。好きな食べ物はチキン南蛮で、おススメは宮崎で有名な「おぐら」のチキン南蛮。

保育学科 2年生 田中さん
福岡県出身。福岡女子高校卒。高校から保育学科で学ぶ。韓国の男性アイドルグループ「SEVENTEEN」のファン。好きな食べ物はお好み焼きで、母親が作ってくれる広島風お好み焼きが特に好物。

保育学科 准教授 溝田 めぐみ先生 
山口県出身。担当科目は「教育原理、教育方法指導論、保育原理」。保育学科の前にはライフプランニング総合学科で育児について教えていた。好きな食べ物は炊き立てのご飯とお味噌汁。

「子どもが大好き!」が情熱の源。香蘭で学ぶ未来の保育者たち【Vol.1】