香蘭女子短期大学

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ファッション総合学科

「ものを作る楽しさを知ってほしい」一つのものを作り上げる経験はあらゆる環境で生かされる【Vol.2】

自分の適性や将来を考えながら経験値をつめるのが特徴

香蘭のファッション総合学科は、ファッションについて幅広く学べるところです。入ってから自分の将来や適性を考えながらいろいろな経験ができるのが特徴だと思います。自分がどんなことが得意でどんな方向性を目指していきたいか、デザインやパターン、縫製、ファッションビジネスなどについて学びながら自分の将来を考えることができます。

ファッション以外の分野、語学などの教養も学べるので、自分の適性を見つけて先を目指せる場所だと思います。私の授業では染色や織物だけではなく、デザインソフトを使って服の柄をデザインしたり、身近なものをテーマにファッションのアイデアに繋がるような作品を作ったりしています。
香蘭にはいろいろな経験ができる環境があるので、その中で自分の適性や将来を探してもらえると嬉しいなと思っています。

一つのことをやり切る経験は、あらゆる業界で活きていく

ファッション総合学科での学びの経験は、どんな業界にいっても生きると思っています。もちろんファッションについて学ぶので、そうした分野に進む学生にとっても実践で役に立ちますが、異なる業界でもそれは同じです。例えば、卒業制作で2年間の集大成を形にするんですが、そこで取り組む姿勢だったり、一生懸命ひとつのモノをやり遂げる経験は、ファッション業界でなくても必ず共通して生かされていきます。さらに、香蘭は学生へのサポートも手厚いので頑張る学生に寄り添う体制が整っています。

私自身も、学生が困っている時に相談しやすい、聞きやすい先生になりたいと心がけているので、気軽に話しかけてほしいと思っています。

「自分の好き」を見つける環境にしてほしい

少しでもファッションに興味があるという高校生には、ぜひオープンキャンパスにきて体感してほしいなと思います。わからないことがあれば、そこで聞いてくれたら嬉しいですね。「ファッションが好きだけど、学ぶとなると一歩踏み出すのが難しい」と感じることもあると思います。まずはどんなファッションの勉強ができるのか、先生たちや先輩たちがいるのか、学校の様子や雰囲気など体感しにきてもらえたらと思っています。

オープンキャンパスでは実際に作っていく体験もできますし、先輩たちに直接話を聞くこともできますよ。「ファッションが好き」の気持ちで一歩を踏み出した先に、いろんな可能性が広がっていいるので、自分の将来の種を一つでも見つけてもらえたらいいなと思います。私の役割は「つくる楽しさ」を知ってもらったり、楽しんでやることを焚き付けていくことだと思っています。そうした経験を一緒に共有しながら、それぞれが将来に繋げてくれたら嬉しいです。ぜひ一度体感しにきてください。

ファッション総合学科 彌永(やなが)先生
福岡県筑後市出身。大学では染織工芸を専攻。大学在学中から服飾雑貨などの制作、展示や販売を行い、卒業後もアーティスト活動も続ける。福岡県八女郡広川町の地域おこし協力隊に参加し、ものづくりスペースの設立。2020年、同町にアートプロジェクト兼店舗の開業などもおこない今に至る。趣味は本を読むこと。漫画は幅広く読んでいて、最近は昔の少女漫画を掘り返すことにハマっている。

「ものを作る楽しさを知ってほしい」一つのものを作り上げる経験はあらゆる環境で生かされる【Vol.2】