香蘭女子短期大学

KORAN VOICE

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ファッション総合学科, ライフプランニング総合学科, 保育学科, 食物栄養学科

快適なキャンパスライフを支える“何でも屋”。学生支援課に気軽に来てください!【Vol.1】

思いがけず!?香蘭の職員になりました

【青木】 小学5年の時にミニバスケットボール部に誘われて入部してから部活漬けの毎日でした。大学4年の12月頃、バスケの大会運営のスタッフをしたときに、中学のバスケ部の顧問の先生と一緒に仕事をしました。そのときは既に企業から就職の内定をもらっていたのですが、「どこかでバスケに関わりを持ちたい。部活の顧問というポジションになるにはどうしたらいいのか」と思うようになりました。就職して2年間働き、教員免許を取るために辞めて、福岡に戻って勉強する中で、高校の恩師から「学校事務という選択肢もあるよ」というアドバイスをもらいました。その矢先に、たまたま父親が香蘭の求人を新聞で見つけて「受けてみらんか」と渡され、香蘭に応募しました。男子バスケ部を教えることしか頭になかったので、父親が求人を見つけなかったら、いまここにいないかもしれませんね。(笑)

【上田】 私は香蘭の卒業生なんです。2年間授業がみっちりあって授業をこなすのにいっぱいいっぱいでしたし、学生寮に住んでいたので、なかなか自由にアルバイトができなくて、日々どう節約するか考えることも必死でした。そんな生活の中で工夫していたのは洋服です。田舎から出てきて福岡のおしゃれな世界に初めて身を置いて、特に香蘭はファッション総合学科もあって学内の人がおしゃれだったので、いかに少ないお金で、清潔感があって、ださくない服を買って着こなすかということに熱中していました。
香蘭への就職は、会社名とかは一切伏せた状態で、学校から「勧めたい企業がある」って言われたんです。もともとは卒業したら地元の熊本に戻りたいと思っていたんですけど、「福岡で良い企業を紹介したい」という誘い文句に乗って、ふたを開けてみたら香蘭だったんです(笑)。「教務職に空きが出たので受けませんか?」ということで応募しました。

学生のために奮闘!少人数でもマルチに活躍する“何でも屋”

【青木】 本学の学生支援課は非常にマルチな役割を担っている部署です。私は寮や奨学金、証明書の発行、生活の相談など学生生活をよりよく過ごすための支援、それと就職支援、留学支援の大きく分けて3つを担当しています。
通常は入学式の日に体育館で入寮式をやるので、寮生と保護者の皆様に説明したり、奨学金の手続きや相談など4月の早々から学生のみなさんとは接点があります。
留学生は募集から入学までお世話していますし、就職に関しても学生さんの就職相談から企業の求人票対応までやる部署ですから、言ってみれば“何でも屋”ですね。この業務すべてを5人でやっています。

【上田】 私は主に教務の担当で、授業の履修登録や試験、成績に関することを管理しています。どの授業を受講するか、などの履修登録は主に先生方が学生に指導してくださるんですが、学科によって指導方法やルールが違うので、スムーズに手続きができるようにサポートし、事務処理やイレギュラーなケースの対応を行います。学生が相談に来てくれたときには、学科の先生とも共有、連携しながら、学生がいい進路を選べるように努めています。
日々の業務では、機材のサポートやシステム登録のフォロー、学生へのアナウンスなどを行っています。私たちもスタッフが5人ですが、少ない人数で精いっぱいサポートしています。

学生の笑顔や感謝、それが私たちの喜びです

【青木】 これまで学生支援課に所属していて思い出に残っていることがあります。海外からの短期留学生が帰国する時はいつも空港に見送りに行くんですが、5年くらい前、空港に集合してフライトの1時間半くらい前にいざ搭乗の手続きをする時になって、1人の留学生が「パスポートがない」と言ってきました。寮にもなくて、紛失してしまったようで…。すぐ警察の落とし物センターに電話したら、たまたま届けられていて、空港からタクシーで急いで取りに行って、ぎりぎりフライトに間に合ったということがありました。実はその2日前くらいに、別の学生が落とし物をして、その時に初めて落とし物センターの存在を知って、番号をたまたま控えていたんですよ。2日前の落とし物がなければ、私もどうしたらいいか分からなかったかもしれません。パスポートが見つかったとき、それを届けて無事に飛行機に乗れると分かったときの留学生のホッとした表情が忘れられません。

【上田】 私の場合は、履修に関することがメインなので、学生さんらと個人的に接する機会が少ないとこちらは思っていても、卒業式の時に「お世話になりました。一緒に写真を撮ってください」って言ってくれる学生が毎年いてくれるので、「私のことを覚えていてくれたのね」という感動があります。先生でもないし、事務局の大勢の中の1人ですが、毎年そういう学生がいることがうれしいです。

学生支援課 キャリア・生活支援担当課長
青木信二さん 

福岡県出身。小学5年生のときからバスケットボールを本格的に始め、中学、高校、大学でもバスケ部。現在もチームに所属してプレイしている。趣味はキャンプ。


学生支援課 教務支援担当
上田寿子さん

熊本県出身。休日は幼い息子と公園めぐりをして過ごす。一日のうちに複数の公園を“はしご”して、息子がたくさん友達を作って楽しそうに遊ぶ姿に癒されている。

快適なキャンパスライフを支える“何でも屋”。学生支援課に気軽に来てください!【Vol.1】