香蘭女子短期大学

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食物栄養学科

栄養士の将来は広がっている、社会で生かせる知識と経験【Vol.2】

社会で生かせる、現場のリアルを学べる

私の授業では、これまでさまざまな業界で働いてきた経験を生かして、本で得られる勉強だけでなく現場で生かせる知識を教えています。実際に来年から開始するフードビジネス講座では、私が外食産業で学んだ知識をフルに生かして、レストランなどがどういった視点でメニューを作っているのかなど、現場の視点で教えています。ただ美味しいものを作れば良いというわけではなく、従業員の視点や、経営の視点など、そこにあるあらゆるカラクリを含めて、現場経験がないと分からない知識や経験を話しています。

香蘭には私だけではなく実務経験がある先生がたくさんいるので、生徒自身もいろんな職業への関心を広げられるという強みがあると思いますね。

海外も視野に、社会のあらゆる現場で活躍して欲しい

卒業していく生徒には、栄養士としての知識を持って社会のさまざまな現場で活躍をしてほしいと思っています。香蘭にはいろんなものを見聞きして、さまざまな経験を積むことができる環境が整っているので、ここでの成功体験を元に、会社や組織の中で主体的に提案もできる大人に育ってほしいと思っています。

さらにいうと、日本社会は市場が小さくなっていく傾向にありますが、食や健康は世界での需要が高まっていきます。実際に九州から世界へ羽ばたいている企業はいくつもあるので、広い視野をもって海外で活躍する人も増えるといいなと思いますね。

「なりたい自分」を見つけられる環境が揃ってる

香蘭の特徴のひとつは、先生と生徒が仲が良いことです。学校によっては授業以外に先生との関わりがないというケースもあるかもしれませんが、香蘭は一緒になって学んでいく文化があります。

さらに、食物栄養学科の先生全員が管理栄養士でもあり、多様な経験を持っているので、幅広い学びと経験を積み、多様な就職の選択肢を考えることができる環境だと思います。ぜひここでなりたい自分をみつけて欲しいと思いますね。

食物栄養学科教員 准教授 北原勉先生

趣味は無線通信。休日は航空無線などを聞いて楽しんでいる。子供の頃の夢はEME通信(月面反射通信)を行うこと。

栄養士の将来は広がっている、社会で生かせる知識と経験【Vol.2】