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テクニカル専攻科, ファッション総合学科, ライフプランニング総合学科, 保育学科, 食物栄養学科
“同じ学校の仲間がいる”という安心感 不安なあなたにこそ、おすすめしたい寮生活。
2025.07.07
~KORANの学生寮~
本学には、香蘭生専用のワンルームタイプの学生寮(那珂川寮・三宅寮)があります。いずれも学校まで徒歩約10分と通学に便利な立地で、大橋駅(西鉄天神大牟田線)にも近く生活環境も整っています。各寮には女性の寮監が常駐しており、安心して学生生活を送ることができます。今年度から学生寮費奨学金制度も開始しました!詳細は記事の最後でご確認いただけます。
※いずれも本学所有の寮のため、香蘭在学生のみ入寮可能
<安心できる環境が寮を選ぶ決め手に>
Q.一人暮らしではなく寮を選んだ理由を教えてください。
田中さん:
私は福岡県の朝倉市出身です。実家はバス停に行くまでも車が必要な場所にあるため、実家からの通学は家族の送迎が必要でした。家族に負担をかけたくなかったので一人暮らしをする方向性で進んでいましたが、地元の穏やかな環境から福岡市内という都会に出るということで不安もありました。家族もその点を心配し、「寮の方が安心できる」と勧めてくれて寮を選ぶことにしました。寮は同じ学校の女子学生だけが住んでいて寮監さんも常駐しているので、防犯面でも安心できます。私は三宅寮に住んでいますが、今年に入ってから防犯カメラの設置工事がされて寮のセキュリティーがさらに強化されました。防犯カメラの映像が寮監さんの部屋のテレビに映るようになっていて、いろんな方向から寮の様子を確認できるようになっています。
平野さん:
私は熊本県出身で、自立したいという気持ちから一人暮らしを検討していました。でも初めての一人暮らしということと、家族も福岡に住んだ経験がなかったので不安な気持ちがありました。そこで寮監さんが見守ってくれることや、同じ学校に通う学生がいることで安心できる寮を選びました。
<日当たりのよさと交流スペース~私の住む寮の魅力~>
Q.現在住んでいる寮の一番気に入っているところはどこですか?
田中さん:
私が住んでいる三宅寮の一番好きなところは、日当たりがいいところです。周りの建物の中でも三宅寮は一番背が高いので、すごく日当たりがいいです。天気がいい日の昼間は電気をつけなくていいし、朝も太陽の光で自然と目が覚めます。あと三宅寮は大橋駅と学校の中間にあるので利便性がいいのも気に入っています。
平野さん:
私は那珂川寮に住んでいて、1階にある集会室とパソコン室がすごく気に入っています。課題でパソコンを使うことが多いのでとても便利です。パソコンは2台あって、他の寮生もよく利用するのでおしゃべりをしながら一緒に課題をしたり交流の場になっていてお気に入りの場所です。

<三宅寮と那珂川寮の共通ルール 門限や外泊について>
Q.寮内のルールや決まりごとについて教えてください。
田中さん:
三宅寮の門限は夜の10時までです。
平日(月〜木)は外泊できないんですけど、金曜と土曜の夜は、外泊届を出せば外泊することができます。寮の部屋は鍵を挿すと部屋の電気が全て稼働する仕組みになっているので、寮監さんはその稼働で寮生の帰宅を確認しています。門限ギリギリになりそうなときは、月に2回まで門限を30分延ばせる制度があるので、事前に申請しておけば安心です。
申請なしで門限に遅れてしまうと、まわりの人に心配をかけるだけでなく寮監さんや学生支援課から注意を受けることがあります。このようなことが続くと、一定期間の外泊が禁止されることもあるので気を付けています。
平野さん:
那珂川寮も門限や外泊のルールは三宅寮と一緒です。あと長期休みには、一週間だけ寮が閉寮になるのでその期間は実家に帰ります。アルバイトの面接で門限の時間や長期休みの閉寮を伝えると断られることもありましたが、今は条件にあう所で楽しく働けています!
<花火やボウリング~学年学科をこえたつながり~>
Q.寮内で、他学科・他学年の学生との交流はありますか?
田中さん:
三宅寮では、毎年1年生の歓迎会があります。今年はみんなでボウリングに行きました。
リーダーを1年生から2人、2年生から2人選んで、学科や学年がバラバラのチームを組んでボウリング大会を楽しみました!こうしたイベントは、寮監さんが「今年は何をしたい?」と寮生に声をかけて、みんなの意見をもとに企画してくれます。
平野さん:
那珂川寮では歓迎会とは別で、去年の夏に花火大会を開催しました。寮の駐車場スペースで寮監さんが準備してくれたお菓子を食べながら、寮生みんなで花火を楽しみました。この花火大会をきっかけに学年や学科関係なく寮生の仲が深まったように感じます。このイベントで寮生と仲良くなって遊びに行ったりもしました。

<安定した生活リズムで整う暮らし>
Q.寮に入ってよかったと思ったことはありますか?
田中さん:
規則正しい生活ができていることです。毎日門限の22時までには家に帰ってくるので、生活リズムも安定していて学校も休まずに行けています。朝は9時ごろになるとみんなが登校の準備を始めるので、廊下からガチャガチャと鍵の音が聞こえてきて「そろそろ私も出ないと!」と焦ることもあります。もし門限がなかったらアルバイトで帰りが遅くなって次の日に起きられなかったり、友達の家に泊まって学校を休んだり生活が乱れていたかもしれません。でも寮だとそういうことがないので私はまだ一度も体調を崩したことがありません。体調を崩した場合は寮監さんが病院を紹介してくれたりするそうなので安心です。
平野さん:
私も生活リズムが全然崩れないことです。一人暮らしをしている友達を見て自由で羨ましいなと思うこともありましたが、終電を逃して誰かの家に泊まるようなことがあると、生活リズムが乱れそうだなと感じます。寮だと門限があることで生活が乱れにくく、私自身22時までに帰るという意識があるので友達にもあらかじめ伝えて門限に間に合うように予定を調整しています。最初の頃は22時という時間が早いなと感じていましたが、今では帰宅後にお風呂に入ってゆっくりしていると自然と寝る時間になってちょうど良いと感じるようになりました。
<自分らしく過ごす寮生活>
Q.1日の生活リズムを簡単に教えてください。
田中さん:
毎朝7時ごろに起きて1限がある日は9時に寮を出発します。授業が終わったあとは15時〜16時ごろに寮に戻ってそこからアルバイトに向かいます。アルバイトが終わる時間は日によって変わりますが、遅いときは21時半ごろに寮に戻ります。私は飲食店で働いていてまかないが出るので食費の節約にもなっています。寮に戻ってからは部屋の掃除や洗い物をして、お風呂に入って寝るのが大体の1日の流れです。私はライフプランニング学科でブライダルメジャーを専攻していて土日は結婚式場でアルバイトをしています。
平野さん:
私も1限がある日は、朝7時に起きて準備をします。曜日によって時間割は変わりますが、アルバイトがない日は寮に戻って洗濯物を片付けたり、課題をしにパソコン室に行ったりしています。アルバイトがある日は、授業が終わってそのままバイト先に向かいます。寮に戻るのはだいたい21時過ぎで、帰りに夜ご飯を買って帰ることもあれば、部屋にあるもので簡単に作ることもあります。私はファッション総合学科を専攻していてアパレルのお店で働いています。

<スケジュールとお金の管理 寮生活を通して感じた自己成長>
Q.寮生活を通じて、自分が変わったなと感じることはありますか?(自立や生活スキル面)
田中さん:
寮生活を通して、今まで以上にスケジュール管理ができるようになりました。例えば、買い物は天気に左右されるので天気予報を確認して早めに寮を出るようになったり、予定を考えて行動したりするようになりました。今ではスケジュール帳を持ち歩くのが習慣になっています。あとは、実家ではあまり気にしていなかった電気代も気にするようになりました。「少しくらい暗くてもいいかな」と節電することもあります。寮に来て最初のころは部屋に一人でいることが寂しかったこともあったけど、地元の友達や家族に電話をかけて話すことで気持ちを和らげました。こうした経験を通して成長できたと感じています。
平野さん:
私は以前に比べて計画性が身についたと感じています。実家での生活と違って一人で考えて行動することが増えたので、いろいろな場面で自分で判断できるようになったのは大きな変化だと感じます。また、お金の管理もしっかりできるようになりました。私も寮に来たばかりの頃は寂しさを感じていましたが、家族や地元の友達の声を聞くと泣いてしまいそうでなかなか電話ができませんでした。学校や寮で周りの人に自分から声をかけることで、少しずつ友達を作ることで今では楽しく過ごせています!

<寮のイベントを通した出会いと交流>
Q.寮生活で、特に楽しかった思い出はありますか?
田中さん:
1年生のとき、寮で行われた歓迎会です。学科ごとの歓迎会で、私はライフプランニング総合学科の先輩たちと一緒にたこ焼きパーティーをしました。顔見知りもおらず、不安な気持ちで参加しましたが、同じブライダル志望の同級生と出会ってすぐ意気投合することができました。歓迎会を開催してくれた先輩が学生広報スタッフ「Komet」に入っていてとても優しく接してくれたことがきっかけで、私も「Komet」に入ることを決めました。この歓迎会を通じて友達が増えたのも大きな収穫でした。朝の通学中に「あ、先輩だ」と気づけるようになり、寮での生活にも少しずつ安心感が生まれました。
平野さん:
寮内での学生同士の交流に関する話と重なりますが、特に楽しい思い出として
印象に残っているのは寮での花火大会です。他学年や他クラスの学生とも仲良くなって距離が縮まるきっかけになりました。まさか寮で花火ができるとは思っていなかったので、とても記憶に残るイベントでした。今年も開催できるように寮監さんに相談してみたいと思います。

<不安を感じている人にお勧めしたい寮生活>
Q.寮を検討している高校生にひと言お願いします!
田中さん:
絶対一人じゃないということを伝えたいです。寮は同じ学校に通っている学生が集まっているので絶対誰かしら声をかけてくれます。少しでも一人暮らしに不安があるなら寮を選ぶのがいいと思います。
平野さん:
寮は同じ学校に通う学生が集まっていて、学校まで徒歩で通える距離にあります。私が住んでいる那珂川寮は、夜でも車通りや街頭があって安心して暮らせる環境です。一人暮らしに不安がある人はもちろん、通学が大変だと感じている人にもぜひお勧めしたいです。
○学生寮費奨学金制度についてはこちら
<プロフィール>
・三宅寮 ライフプランニング総合学科 2年 田中さん
趣味は野球観戦で今年既に4回ほど行った。
あつもり(あつまれどうぶつの森)にハマっている。
・那珂川寮 ファッション総合学科 2年 平野さん
欲しいものを作る(アクセサリーやバッグなど)作れそうなものは自分で作るのが好き。
友達や自分のファッションを様々なジャンルでスタイリングすることにハマっている。