香蘭女子短期大学

KORAN VOICE

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<十人十色のスケジュール 香蘭生のリアルな日常>

Q.日々の過ごし方(授業・課題・アルバイトなど)とそのバランスについて教えてください。
日野さん:学科はもちろんですが、同じ学科でも学年や学期、選択する授業でスケジュールが変わります。私は、ファッション総合学科のファッションビジネスフィールドを選択しています。1年生の時は一日中授業がある日もあれば授業が少ない日がありました。授業が少ない日には、空き時間を使って課題をしたり、自動車教習所に通ったりしていました。2年生になると、授業が3限までで終わることが多く就職活動も始まるので空き時間はその対策に充てています。アルバイトは土日に行っています。

中田さん:私はファッション総合学科のファッション造形フィールドを選択しています。私の場合、1年生の時は授業数が多かったですが、今は2限で終わる日が増え、その分課題の量も少しずつ増えてきました。授業後は、課題をしたり材料の生地を買いに行ったりしています。今は11月にある香蘭祭のファッションショーに向けて衣装の制作をメインに時間を使っています。

<学生の雰囲気や忙しさ 入学後に感じたギャップ>

Q.入学前に抱いていたイメージと、入学後のイメージに変化はありましたか?
ひのさん:入学前は、香蘭の学生は大人しくおしとやかな人が多いイメージを持っていましたが、実際は明るい子や面白い子が多くていい意味でギャップがありました。

なかたさん:四年制大学ほど時間的余裕はないと覚悟していましたが、1年生のときは多くの授業を取っていたので、入学前に想像していた以上に忙しく感じました。スケジュールは、授業の組み方によって大きく変わってきます。

<自分のペースで向き合う課題>

Q.短大は2年間ですが、どのような点で忙しいと感じますか?
日野さん:ファッション総合学科の例にはなりますが、衣装の制作は授業外の時間も使って取り組みます。11月に開催される香蘭祭でのファッションショーには、ファッション総合学科の学生全員が参加します。1年生の前期には全員が縫製の授業を受けているので、ファッションビジネスフィールドを専攻する人もファッションショーに向けて衣装を1着制作します。

中田さん:私はファッション造形フィールドを専攻していて、授業で習ったことを次の授業までに作ってきてくださいという課題が多いです。今は香蘭祭のファッションショーに向けた衣装制作をメインに取り組んでいて、ファッション造形フィールドの人は2着制作する人が多いです。デザインや制作工程は人それぞれ違うので、作業の進め方もバラバラです。私は納得がいくまで仕上げたいタイプなので、やり直すことも多くて徹夜になることもあります。

<先生や友達 相談しやすい環境が香蘭の魅力>

Q.香蘭を選んでよかったと思う瞬間(人、学び、環境など)について教えてください。
日野さん:学科の先生方や学生支援課、キャリアカウンセラーの方など、相談しやすい環境が整っていたのがとても良かったです。特にお世話になったのは就職活動のときで、先生には志望理由の文章を添削してもらって、キャリアカウンセラーの方とは面接練習をしました。就職活動について最初は不安がありましたが、さまざまな先生に相談することで安心して取り組むことができました。あとは、学食がおいしいのも魅力です!私のおすすめはヤンニョムチキン定食で、KORAN RED WEEKの時は必ず食べています。

中田さん:私は、友達という視点から香蘭を選んでよかったなと感じています。ファッション総合学科には、ファッションが好きな学生が集まっているので、いろんなジャンルのファッションについて話したり見たりできる環境がとても魅力です。デザインに悩んだときも、友達に相談できるのは心強くてとてもありがたい環境です。

<“幅広く学べる” 香蘭が私にあっていた>

Q.短大を選んだ理由とその中でも香蘭を選んだ理由を教えてください。
日野さん:私は将来、ファッション業界で広報の仕事に携わりたい思いがありファッションビジネスを幅広く学びたいと考えています。当初、香蘭では縫製しか学べないと勘違いしていて進学先に考えていませんでした。東京の専門学校に進学を考えていたところ、同級生が香蘭のオープンキャンパスに行く予定だったので私も一緒に参加をしました。実際に話を聞いて、ファッションビジネスや教養科目も含めて自分でカリキュラムを組んで学べる点に魅力を感じました。これまで見てきた専門学校は、コースが細かく分かれていて選択肢が限られていたので「広く学びたい」という私の希望とは少しズレを感じていました。香蘭であれば、ファッションビジネスを幅広く学べると分かって入学を決意しました。

中田さん:私は当初、専門学校と短大のどちらに進学するか迷っていました。自分の中でファッション業界に進みたい気持ちはありましたが、将来の進路がまだはっきりしていませんでした。その中でファッションを学びながら教養科目も学べる短大の方が、将来の選択肢を広げることができると感じ私には合っていると思いました。

<自分の好きを活かせる仕事に出会えた>

Q.学校の授業や活動の経験が進路を考えるうえでどう影響しましたか?
日野さん:私は、1年生のとき香蘭祭でのショップでリーダーを務めて約40人のメンバーをまとめた経験があります。リーダーの経験自体はありましたが、ここまで多くの人数をまとめるのは初めてで多くの学びや気づきがあり自信につながりました。また、学生広報スタッフ「Komet」でのSNS運用の活動は、私が目指している広報の仕事と重なる部分が多いので就職活動でもアピールポイントになり結果として、アパレルの企画職で内定をいただきました。

中田さん:私は「Komet」でのオープンキャンパススタッフの活動の中で、初対面の方とも自然に会話ができるように心がけて、相手の興味を引き出すコミュニケーションを意識して取り組んできました。こうした経験が就職活動でも強みとしてアピールできて、私はアパレルの販売職で内定をいただきました。人と話すことが好きでファッションも学んできたので、販売職は自分の「好き」を活かせる仕事だと感じています。

<それぞれの将来に向けて自分らしい準備を>

Q.将来に向けて、今頑張っていることについて教えてください。
日野さん:私は将来ファッション業界の広報の仕事に携わりたいと思っているので、「Komet」のSNSの活動は特に力を入れて頑張っています。5人の担当メンバーで企画を考えて撮影や編集まで行っています。基本的には毎週投稿できるように意識して取り組んでいます。

中田さん:私は洋服を作ることが好きなので、将来はオンラインで自分のお店を出せたらいいなと思っています。その目標に向けて、今はファッションショーの衣装制作にも丁寧に取り組んでいます。

<自主的に挑戦することの大切さ>

Q.高校生に向けたメッセージ
日野さん:「機会があったら挑戦する」ということがとても大切だと思います。挑戦することで新たに得ることがたくさんあります。でもただやるのではなく、目的を達成するために努力したことなどの過程も大事だと思います。

中田さん:「自分の将来をある程度考えておく」ということは授業を選択するうえで大事かなと思います。この授業ではなくて別の授業を取っておけばよかったなと思うことが多々あります。あとは、「自主的に動く」ことも大切です。将来を考えていろんなことにチャレンジしたり、先生にも相談しに行くことは短大生活を送る中で大事だなと感じます。

<プロフィール>
日野さん ファッション総合学科ファッションビジネスフィールド 2年生
趣味は写真を撮る事と、音楽を聴く事。ヒップホップとR&Bが好き。

中田さん ファッション総合学科ファッション造形フィールド 2年生
ちゃんみなさんプロデュースのガールズグループ「HANA」にハマっている。推しはメンバーのMAHINA。

<学生広報スタッフKometの紹介>
主な活動は、オープンキャンパスの企画・運営やサポート、Komet主催イベントの企画・実施、SNSを活用した情報発信など。メンバーは現在40名近く在席。基本的に活動への参加は希望制の為自由に参加できる。SNSでは、ファッションスナップ専用アカウントの開設や動画コンテンツの制作・発信など、今年からSNSの運用に力を入れている。

【Komet企画・運営公式アカウント】
Instagram:@koran_komet@komet_fashion
TikTok:@koran_wjc

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